(2)指導医との関係性

こんにちは。吉永です。

Q.
指導医との関係性はどのようになっていますか?(メンタル的に)
A.
本当によくしていただいています。
4月と5月は消化器内科を回らせていただきました。回っている期間も声をかけてくださいましたし、6月から脳神経内科を回っていますが「脳神経内科で調子はどう?」などと声をかけてくださりメンタル的にありがたいです。
6月から回っている脳神経内科でも、「仕事の調子はどう?」とか「困っていることはない?」とこまめに声をかけてくださりありがたいです。

Q.
指導医との関係性はどのようになっていますか?(仕事の内容的に)
○仕事的な部分①
4月は、働き始めたばかりで何もわからず、カルテの使い方(書き方)や病棟業務で頭がイッパイイッパイでした。しかし、先生方やスタッフの方々が本当に丁寧に教えてくださり、感謝ばかりでした。
イッパイイッパイの頭を解消する対策として、自分は、ひたすらメモしまくりました。(たとえば、「この指示を出す時はココを開いてここをクリックして…」を細かく書いて、指示のたびに見直していました。)メモ帳は何冊くらい使用したか覚えていません…。その甲斐もあり、徐々に出来るようになってきました。指示などに関しては、徐々に任せていただける部分も出てきて、少しは自分の成長を感じることが出来ているのかなと思っています。
○仕事的な部分②
指導医の先生につく形で患者さんの担当をしています。
処置をする時や処方をする時は任せていただける部分もあり、責任を感じながら仕事をしています。「○○病に対して△△という治療をするけどなぜか?」など、先生方はご存じですが、そこに関して、ガイドラインなどから理由を考えるタイミングも戴いたりしています。
処方に関しても、疾患に対してどの薬剤を処方するかを考えるタイミングをいただくこともあります。もちろん、何も考えず質問するのではなく、「~理由で□□という薬を使ったほうが良いのではないでしょうか」という具体的な討論をすることもあります。
また、どんな容易なことに対しても相談に乗ってくださいます。ただ、それには甘えたくないので、自分は、質問をする時は意図を持って質問をするようにしています。
疾患に対しても薬に対しても、色々な「考える力」を養うことが出来るのが、鹿児島市医師会病院の特徴の1つでもあると思います。
研修医の人数が少ないのは欠点と思われる部分もありますが、厚い(!)・熱い(!)指導をしていただけるので、医師として1人前になるためには最高の環境だと思っています。
もちろん、1人だけではなく2人3人といてくれたほうが、同期が出来た時は嬉しいですし、先輩としても病院としても嬉しいのは言うまでもありません!(笑)

今回は長くなりましたがここまで!また次を楽しみにしていてください!

(1)自己紹介

皆様!初めまして!
鹿児島市医師会病院で2020年4月から初期臨床研修医として働き始めた吉永 匡史(ヨシナガ マサフミ)です。(名前はよく読み間違えられます。もはや間違えて覚えられるのにも慣れてしまった感もあります。)

2020年4月から初期臨床研修が始まって、だいぶ経ってしまいましたが、ブログの準備をスタッフの方々が整えてくださったので、今日から少しずつ病院紹介や研修中のことなどを書いてければいいなあと思います。どうぞよろしくお願いします。

まずは…これが大事。鹿児島の方にはもちろん他県の人には特に、「『鹿児島市医師会病院』ってどこにあるの?」と聞かれることがあるのでお答えします。
〒890-0064 鹿児島県鹿児島市鴨池新町7-1  鹿児島市医師会病院(アクセス;https://www.city.kagoshima.med.or.jp/kasiihp/access/)

分かりやすい目印…
鹿児島県庁の(目の前),鴨池の献血広場(目の前),鹿児島県体育館,白波スタジアム(鹿児島県立鴨池陸上競技場),平和リース球場(鹿児島県立鴨池野球場),鹿児島市立図書館  etc…

さて、今回は、簡単な自己紹介をさせていただければと思います。

氏名;吉永 匡史(ヨシナガ マサフミ)

出身大学;産業医科大学
紆余曲折がありましたが(笑)、2020年4月から、ここ鹿児島市医師会病院で医師として働き始めることが出来ました。(ここに来るまでが長かった…!)
色んな紆余曲折はあったので、当院での初期臨床研修の内容はもちろん、臨床実習や病院見学に来て下さった方には、勉強の仕方に悩んでいる方がいればそのお話などもさせていただけるかと思いますので、ぜひ、当院の病院見学にも来てほしいです。

個人的な趣味はこんな感じです。
・バスケットボール(中学~大学まで部活でやっていました)
・スポーツ観戦(主にはバスケットボール,サッカー,野球)
・お酒を飲むこと(種類は全般的にOK)(そういえば最近は飲まなくなってきたなぁ…)
・マラソン(福岡マラソンや鹿児島マラソンなどを始め10kmマラソンなどにも参加歴あり・すべて完走)
ぜひ、研修中の息抜きなどに趣味を持っていることをお勧めします。「趣味を持っておくのは大事よ~」と先輩医師たちからも言っていただくこともあるので間違いありません。

さて、次からは、臨床研修のことなどについて書いていきたいと思います。

もし、病院の紹介や臨床研修の内容などのことに関して「こういうことを聞いてみたい」といった内容があれば、ぜひ、ご連絡をいただきたいです。可能な範囲でお答えさせていただきたいと思っています。

2年間の研修を終えて

とうとう出会いと別れの季節がやってきてしましました。
鹿児島市医師会病院での2年間の研修は密度が濃く、とても短く感じられました。

医師会での研修は一人で始まり、研修直前で二人に増え、後輩も入りました。
鹿児島大学から研修医も代わる代わり来て、一緒に楽しんで研修を送ることが出来ました。
多くの人と出会えたのは本当に良かったです。

また私自身は、医師会病院だけでなく2年間のうちに多くの協力病院で学び、多くの出会いを経験しました。
米盛病院、市立病院、今給黎総合病院、県立大島病院、霧島市立医師会医療センター、のぼり病院、鹿児島大学病院。それぞれの病院での研修を通して、市医師会病院の素晴らしさを再認識することもあれば、協力病院で学ぶことも多かったです。

私自身は恥ずかしくなるほど出来ないことが多く、研修2年間を終えた今でも、不十分な点は多々あります。
しかし多少なりとも知識や経験を一つ一つ積み重ねることで、成長していることを実感することが出来ました。
市医師会病院で基礎を作っていただき、それを元に他の病院で実践・研鑽を積む。そして市医師会病院に戻った際に生かす。
市医師会病院と研修病院を行ったり来たりするわけでありますが、環境をこまめに切り替えることにより、新しい気持ちで研修を行うことができました。
総じて非常に密度の濃い研修であったと思います。

鹿児島市医師会病院にいらっしゃる多くの尊敬すべき方々に、重ねての感謝と、次の成長に向けての決意をしたいと思います。

医学生の皆さん。是非一度、鹿児島市医師会病院に来てください!
素晴らしい、2年間の研修生活がおくれますよ!!