2020年11月

(33)外科での研修がスタート!(part8・総括)

こんにちは!

今回は、外科でやってきたことの総括的なことや思っていたことを書いていきたいと思います。
まずは…体力の回復に日々を過ごしていました。体力に関しては、どの診療科でも必要なことですが、自分に関しては、特に外科では体力が必要と感じていたので…。その中で、生活リズムの重要性に関しても再確認できました…。

10月からは循環器内科での研修になっています。1か月近くを経過しそうです…。最近は、時間が過ぎるのが早いよ…時間が過ぎるのが…(笑)。充実しているのはもちろん、学びたいことが多くて時間が足りない…。そんな日々を過ごしております…。

外科での内容は、短い(?)文章に分けて書いたつもりなので、回数が増えてしまいました…。

(32)外科での研修がスタート!(part7)

こんにちは!

何回かに分けて、外科での研修内容について書いていきたいと思います。

今回は、内容というより、多くのスタッフの方に関わることができていたことを書きたくて書いています。
外科といえば手術があります。手術には多くのスタッフが関わっています。麻酔科の先生,手術室の日程を管轄する看護師さん,手術中に見回りをしてくださる看護師さん、器械出しをしてくださる看護師さん…。必要に応じて病理診断をしてくださる病理の先生…。本当に多くの方々がいらっしゃいました。どの方も気さくに話しかけてくださり、外科での緊張が和らいでいました。外科はやはりまた独特な緊張感があったので、自分としては、スタッフの方々に感謝が大きかったです。
今でも、病棟でお会いした時は声をかけてくださるので、ありがたい次第です。こういうつながりが強いところも、「この病院ならでは」ではないかなと個人的には考えています。
今後もこのようなところは大事にしていきたいと思います。

(31)外科での研修がスタート!(part6)

こんにちは!

何回かに分けて、外科での研修内容について書いていきたいと思います。
今回は、化学療法に関して書いていきたいと思います。
鹿児島市医師会病院の外科では、化学療法外来を行っています。具体的には、化学療法の適応がある患者さんに関して外来診察を行い、その日の化学療法を行うことが可能か判断します。もちろん、各疾患に対して適応というものがあるので、そちらと照らし合わせながら行います。「この血液検査が一定の数値を満たさないとできない」ということもあります。必要がある方には、入院していただき経過を診ながら化学療法を行うこともあります。もちろん、予定をしていても体調や検査結果で延期しないといけないこともあります。そのあたりの判断も難しいことを考えさせられていました。
薬剤の具体例としては、医師国家試験の勉強などで聞くものとしては、大腸癌にTS-1という治療があるとか、消化管間質系腫瘍(GIST)などにイマチニブという治療があるといったことがあります。
ただ、その薬剤を使うだけではありません。副作用で吐き気が強く出る可能性がある場合は、前もって吐き気止めの薬を内服または点滴してもらい、治療に入っていきます。投与方法には、「レジメン」というものがあります。レジメンとは、「この薬を使う時は何週間かけて治療を行っていく」といったプログラムのようなものです。これは、病院によって違う部分もあるようなので、興味がある方はぜひ各病院のものを見ていただきたいです。
自分は、化学療法は座学上の知識や各種の書籍で知った知識だけでした。期間のことや組み合わせのことに関しては、詳しくは知りませんでした。この2か月で教えていただきましたし、自分で調べたりもしていました。今後も、機を見ては少しでも触れていきたいと思います。
化学療法に関しては、外科の研修の最終日に、薬剤部主催の勉強会にも参加させていただきました。今後の勉強の仕方も教えていただき、ありがたい勉強会でした。今後も、このような勉強会には積極的に参加したいと考えています。