ブログ⑤ 鹿児島大学救急科 2年目4~5月

2年目の研修が始まり2022年4月と5月の2か月間を鹿児島大学救急科で研修させて頂きました。

主に救急外来対応、カンファレンス、回診、病棟業務が一日の流れでした。

新型コロナウイルス流行時期でもあり、発熱した患者さんがいるとフル装備で診療にあたります。

N95マスク、フェイスシールド、長袖ガウン、手袋二重・・・

 

一度着てしまうと着脱の手間や医療資源の問題もありますので、同じくフル装備の担当の外来看護師さんと陰圧の隔離室に入り、長時間汗をかきながら診察や検査をしていきます。

 

患者さんの着替えを手伝っていたら、ベテランの外来看護師さんに褒められました。

「先生、着替えとか患者さんの移乗をよく手伝ってくれるね。助かるよ。」

 

研修1年目の4月に医師会病院で同期の看護師さんと一緒に患者さんの着替え、移乗やベッドメイキングまで教わった経験のおかげかなと、とてもうれしくなりました。

 

医師会病院の研修では一日患者体験として実際に入院します。病院食を食べ点滴も一日流されトイレもポータブルトイレでしました。

 

酸素マスクをつけて眠る研修医

 

ごはんを食べさせてもらう研修医

 

「これからもそんな風に患者さんの話をよく聞くお医者さんでいてね」

 

もう一つベテラン看護師さんから言われたうれしい言葉とともに医師会での研修を忘れないようにいようと思った救急研修の日々でした。