鹿児島市医師会 初期臨床研修プログラム

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感想!(2)

鹿児島大学病院1年目研修医が「鹿児島大学桜島プログラム」として、

当院で平成30年8月~平成30年12月(麻酔科、外科、脳神経内科)まで研修を行いました。

今回は、研修を終えた研修医2名から感想をいただいたので掲載します。

【研修を終えての感想】

5ヶ月間、大変お世話になりました。この感想文の構想を練っているだけで、本当に寂しい気持ちでいっぱいです。鹿児島市医師会病院で研修を考えている研修医や医学生の皆さまに是非目を通していただきたく、私の感想を書かせていただきます。

私にとって初めての市中病院での研修でしたので、始めは大変緊張していましたが、研修医同期や各科の先生方が暖かく迎えてくださり、すぐに慣れることができました。医師会病院では麻酔科2ヶ月、外科2ヶ月、脳神経内科1ケ月研修させていただきましたが、医師としての自覚を再認識し、日々自分の勉強不足を痛感し、実際臨床の現場では国家試験で学んだ通りの症例もあれば、複雑な症例や患者様の急変時等の多くのことを学ばせていただき、あっという間に目まぐるしく過ぎていった5カ月間でした。

また手技に関しては、しょっちゅうと言っていいほどさせてもらえます。気管挿管、Aライン確保、CVやPICCカテーテル留置、外科では手術時、腹腔鏡のカメラ持ちなどの助手や縫合、術後の毎日のドレーン内の生食による洗浄や検体の標本作り、胸腔・腹腔ドレーン留置、腰椎穿刺、筋生検の助手などなど多くの先生方に多くのことを丁寧に教えていただきました。最後に研修させていただいたのが12月だったこともあり、忘年会の余興では看護師さん、クラークさんと仕事が終わった後に練習したり、差し入れにパクついていたり、研修医同志での余興では、早朝からの撮影(循環器内科の先生方には本当にお世話になりました。)に挑んだりと、楽しい思い出も数えきれないほどできました。

この経験を来月からの大学病院での研修で活かしていきたいです。言葉では表現しきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいですが、医師会病院の院長先生、副院長先生、各科のお世話になった先生方、そして看護師さんや薬剤師の先生方、多くのコメディカルの方々、患者様には大変お世話になりました。去りがたいですが、またご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

 

初期臨床研修医1年目 朝沼杏子