=== 年頭のあいさつ ===

2017 年 新 年 の 挨 拶
公益社団法人
鹿児島市歯科医師会 会長

       橋 口 哲 彦

  明けましておめでとうございます。
 鹿児島市医師会の皆様方にとって,つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年中は,市医師会の先生方には,鹿児島市歯科医師会の会員が色々にお世話になりましたことのお礼を申し上げます。
 昨年の鹿児島市は,大きな災害もなく,平穏無事な一年を過ごせたと思います。
 4月に発生した隣県の熊本での地震は,想像を絶する揺れと大きな被害をもたらしました。
 また,台風10号は,東北方面から逆走をして南の海上で勢力を増し,九州を避けながら,再び北上をし,東北地方と北海道に大きな災害をもたらしました。
 それから,台風16号のように上陸寸前までは,鹿児島市直撃かと思われていましたが,紙一重で指宿と大隅の方へ外れました。
 この台風でも,指宿と大隅では,結構な被害を受けています。
 これらは,一歩違えば,鹿児島市が災害に遭ってもおかしくない情況だったと思います。
 そういう意味では昨年の鹿児島市は,「神ってる」で,すごく幸運な一年だったと思います。
 また,最近,気になることは,地球温暖化のせいか,台風が日本近海で発生していきなり強い勢力のまま近付き,大きな被害をもたらしているような気がします。
 また,地殻変動が活発化しているのかわかりませんが,最近は震度5を超すような大きな地震が頻発しているような気がします。
 そのような中,鹿児島市にもいつ何時災害がふりそそぐかわかりません。
 昨年は,災害に備えてのかねてからの備えがとても大事であることを改めて感じました。
 医師会の先生方は,JMAT(日本医師会災害医療チーム)などで,災害時医療対策などのノウハウをしっかり構築されていると思いますが,私ども市歯科医師会でも,しっかりとした災害時のマニュアルをつくる必要があると感じています。
 また,昨年の暮れには森 博幸氏が,4期目の市長に就任されました。
 森市長は医療行政にある程度理解を示していただいているところでありますが,今まで以上に鹿児島市行政との良い関係が医師会はもとより,医療三師会でも継続できますように,また,今後益々必要になると思われる医療連携においても医師会の先生方に非常に勝手ではございますがリーダーシップを発揮していただきますようにお願いをいたします。
 最後に,鹿児島市医師会の会員の先生方にとって今年2017年が素晴らしい良い年になりますように祈念しまして新年の挨拶にいたします。




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