新 年 の ご 挨 拶
| 鹿児島市歯科医師会 会長 橋 口 哲 彦 |
明けましておめでとうございます。鹿児島市医師会会員の皆様方にとって，2015年の新年はつつがなくお迎えのこととお慶び申し上げます。
また，昨年度中は，私たち歯科医師会の会員が一方ならぬお世話になりましたことのお礼を申し上げます。
特に，鹿児島市医師会の先生方にとっては，今年の幕開けは特別なものだったのではないでしょうか。
昨年12月に鹿児島市医師会館が新しく建てられ，新たな気持ちでのスタートとなられたのではとお祝い申し上げます。
私たち鹿児島市歯科医師会でも，県歯科医師会と共に歯科医師会館の建てかえを準備中でございます。
この程，新築された鹿児島市医師会館の規模やコストなどとその他のノウハウなど色々と参考にさせていただきたいと思っています。
その節は，よろしくお願いします。
さて，昨年の保険改定においては，ほんのごく一部ではございますが，周術期口腔機能管理や歯科訪問診療など医科医療機関から歯科医療機関へ連携を求めた場合の評価が医科点数表に入りました。
今後は，超高齢社会における在宅医療などへの需要に対して，歯科の取り組みのより一層の構築と地域の医科歯科連携の強化が必要になるのではと思っています。
高齢者医療で私が今更云うことでもないですが，医師会の先生方にも全身疾患の感染源にもなりかねない口腔疾患の治療や口腔機能の維持や口腔保健の向上・口腔ケア等の重要性を少しでもご理解をしていただいて医科歯科連携の必要性を前向きに考えていただけたらと思います。
また，通常の歯科診療でも，医師会の先生方にアドバイスをいただくことが多々あると思いますが，そのような時にもよろしくお願いをいたします。
さて，昨年の鹿児島市では，特に大きな災害もなく，史上最大級の台風と騒がれた台風も接近はするものの直前でコースがそれた台風や，また，19号のように台風の目に入ったものの，大して雨も風もなく呆気なく終わった台風もありました。
そのような事で昨年は，桜島もおとなしくて，鹿児島市にとっては，平和な1年だったと思います。
今（平成26年11月末），まさに国政選挙が行われようとしていますが，政治の世界も含めて，2015年の日本が平穏無事な年でありますように，また，鹿児島市医師会の会員の先生方にとっても良い1年でありますようにお祈りをしまして，新年の挨拶といたします。
(C)Kagoshima City Medical Association 2015