もう10月となり今年もあと少し，月日の経つのは本当に早いなと感じております。アベノミクス効果も停滞気味で安倍首相も景気の状態を見て12月に消費税率を上げるか判断するとのことですが，本当に10％に上げる事ができるのでしょうか。
「誌上ギャラリー」は，尊田先生より「秋の夕暮れ（牛之浜）」と題して写真が届きました。奇岩の上に建てられた鳥居（通称すみっ瀬というそうです）と夕陽の美しさは目を奪われます。ありがとうございました。
「論説と話題」は，「第46回九州地区医師会立共同利用施設連絡協議会」での「日本医師会の医療政策」と題した横倉会長の講演を上ノ町理事，「ICTを活用した医師会立共同利用施設の役割と未来！」と題した講演を今村理事より報告されております。
「トピックス」では，会員表彰のお知らせです。受賞された先生方には長い間学校医，代議員としてご尽力いただき感謝の念でいっぱいです。おめでとうございます。
「医療トピックス」のコーナーでは「初回負荷投与が必要な抗菌薬・抗真菌薬について」福元先生よりご紹介いただきました。ありがとうございました。
「学術」では，今村病院分院 鮫島先生より「進行肝内胆管癌に対し肝動注化学塞栓術を施行した1例」と題しご寄稿いただきました。局所療法と塞栓療法を合わせたIVRは，患者さんへの負担も少なくご高齢の方や，病状によっては最適な治療ではないかと思います。貴重なご報告ありがとうございました。
「医師会病院だより」では，病理・細胞診検査室より現在の状況を伝えています。私も含めてですが医師会病院へ応援，協力を強めていかないといけないと思います。
「随筆・その他」では，古庄先生より，[切手が語る医学] として【口唇裂，結核・エイズ撲滅，サラセミア，アルツハイマー病】が紹介されています。いつもたくさんのコレクションありがとうございます。
「作文」と題して西橋先生よりご寄稿いただきましたが，作文が苦手な私にとって数多く書くことを諦めないで継続することが大事とのお言葉何より心に響きました。ありがとうございました。
リレー随筆は小城先生より「人類ヒト科最強についての一考察」と題してご投稿いただいております。私も格闘技が大好きでして楽しく拝見させていただきました。ちなみに，私も先生と同じ選手が最強だと思っております。
「区・支部だより」からは，武岡，谷山支部より花火大会の日にあった懇親会の報告が届いております。ご家族がそろわれてさぞ盛り上がったことと思います。こういう会が沢山あるといいですね。島田先生から，東区医療三師会のご報告をいただいておりますが，医師の参加が減ってきているとのこと，情報交換等参考になることが多いため少しでも増えることを期待します。
「各種部会だより」では鹿児島市内科医会CPC（臨床病理検討会）が開催されたことが武元先生よりご報告されております。内容は次号に掲載されるとのことです。
「各種報告」では，平成26年度鹿児島市学校心臓検診・学校腎臓検診・学校糖尿検診の報告を吉永先生，二宮先生，八重倉先生，河野先生よりいただきました。学校検診をされている先生方ご苦労様です。
地震，台風，豪雨や土砂災害で多くの被害が出ており私も8.6水害の時は浸水した経験があり被災者の方々のお気持ちは少しながら分かる気がいたします。
被災された方々の1日でも早い復興を心より祈っております。
（編集委員 角 純啓）
(C)Kagoshima City Medical Association 2014