年 頭 の ご 挨 拶
| 鹿児島市歯科医師会 会長 橋 口 哲 彦 |
新年，あけましておめでとうございます。鹿児島市医師会会員の先生方におかれましては，つつがなく新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
また，昨年中は私たち，鹿児島市歯科医師会の会員が，市医師会会員の先生方には，一方ならぬお世話になりましたことを心から感謝申し上げます。
今年も引き続きご懇意にしていただけますようにお願い申し上げます。
昨年の11月の鹿児島市長選挙では，森 博幸氏の3期目の市長就任が決定をしました。
政策課題に新たに「市民の健康」を掲げての勝利でした。
市民の健康は，医療三師会の望むところでもあり，今後よりいっそう行政と共に連携して，三師会での新たな事業の展開を考えることも必要かもしれないと思います。
また，世界では，昨年の暮れにかけてニューリーダーが誕生して，新たなる政治が始まろうとしています。
昨年の11月には，アメリカではバラク・オバマ氏が大統領に再選をされ，また，中国では習近平氏がニューリーダーに決まりました。
また，隣の韓国でも，現時点（平成24年11月末）では，どちらが大統領に選出されるかは定かでないですが，12月には新大統領が決まります。
平成25年は，世界各地でニューリーダーの下での政治が始まります。
そのような中，日本でもやっと衆議院が解散され3年半ぶりに衆議院議員総選挙が行われることになりました。
現時点（平成24年11月末）では，どの政党が政権を取り，どなたが総理大臣に選ばれ，どのような日本を目指そうとするのか皆目わかりません。
市医師会会員の先生方が，この原稿を目にされておられる時点では，政権与党や総理大臣も決まっているとは思いますが，いずれにしろどの政党が与党となり，また，どなたが総理大臣になられようが，しっかりとしたリーダーシップを発揮され，少しは落ち着いた政治を行ってほしいものだと願っています。
また，政策面では，TPP（環太平洋連携協定）の協議の行方が気になるところです。
医療保険の自由化などにより，国民皆保険制度の崩壊のないように注視していく必要があると思います。
また，消費税の増税分をちゃんと社会保障費に使われるかの検分もしっかりしていく必要があると思います。
最後に，平成25年が医療三師会にとってよい年になることに期待を込めて新年の挨拶といたします。
(C)Kagoshima City Medical Association 2013