=== 年頭のあいさつ ===

年 頭 の ご 挨 拶
鹿児島市長

     森   博 幸
 平成25年の輝かしい新春を迎え,謹んでお慶びを申し上げます。
 鹿児島市医師会の皆様には,日頃から医療・保健・福祉の分野をはじめ市政の各面にわたり温かいご理解とご協力を賜り,市政が順調に進展しておりますことに対しまして心から感謝申し上げます。
 また,多忙を極める日常の医療業務の中,夜間急病センターの管理運営,各種の予防接種や健診,介護保険の認定などにご尽力いただいておりますことに重ねてお礼申し上げます。
 私は,先の市長選挙におきまして,鹿児島市長として,三期目の市政運営の重責を担わせていただくことになりました。
 常に「市民目線」に立ち,そして,持てる力と情熱のすべてを傾注し,市政運営に邁進してまいります。
 また,少子高齢化に伴う子育て支援や医療・福祉の充実,地域経済の振興など,数多くの課題が山積する中にあって,鹿児島市を市民の皆様が真に豊かさを実感できる都市にするため,もっと力強く,「もっと前へ」市政を進めてまいりたいと思っております。
 そのため,市政の柱として,これまで取り組んでまいりました「環境」「子育て」「観光」「教育」「協働」の,いわゆる5つの「K」に加え,新たに,市民の皆様にとりまして,より身近で切実な課題である,雇用・地域産業の振興を含めた「経済」,医療・福祉の充実を含めた「健康」の2つの「K」を加えた,「7K」について,重点的に取組を進めてまいります。
 中でも「健康」につきましては,ドクターヘリに続き,救急現場に医師が駆けつけるドクターカーの導入に向けた取組や,高齢者の生きがいづくりや健康づくりを支援するための取組などを進めます。
 さらに,近年,桜島の火山活動が活発化し,また,東日本大震災の影響もあって,津波などの自然災害や原子力災害に対する不安感が高まってきておりますことから,原子力災害に備え,市独自の対策を明確にした地域防災計画の見直しを行うなど,総合的な危機管理や防災対策の充実を図ります。
 そして,国内外の都市との多角的な交流ネットワークを構築し,互いに切磋琢磨する中で,歴史・自然・文化や食など,本市ならではの魅力に磨きをかけ,国内外に通じる魅力をもった全国に誇れる,また,次の世代に誇れる素晴らしい都市をつくってまいります。
 今後とも,第五次総合計画の都市像「人・まち・みどり みんなで創る“豊かさ”実感都市・かごしま」の実現のため,市民の皆様と,ともに考え,ともに行動し,また,市医師会をはじめ関係機関の皆様と緊密な連携を図りながら,市政をもっと前に進め,子どもから高齢者まで,住み慣れた地域で安心して暮らすことのできるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
 本年も市政の推進に,より一層のご理解とご協力を賜りますようお願いいたしますとともに,新しい年が未来への夢と希望の持てるすばらしい年となりますよう,心からお祈り申し上げ,新年の挨拶といたします。




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