随筆・その他

切手が語る医学(136)

【エイズに関する切手シリーズ@】


                        中央区・城山支部
                         (高見馬場リハビリテーション病院)  古庄 弘典



 エイズ(AIDS:Acquired Immune Deficiency Syndrome)は,1981年にアメリカのロサンゼルスに住む男性に初めて発見されて症例報告されてから2011年は30年にあたります。エイズ発見30年の名目で切手が多く発行されています。以前にもエイズ切手は多く紹介していますが,まだまだ未発表切手がありますので,最近発行の切手と会わせてシリーズで紹介します。


ルーマニア(2011)エイズ発見30年
エイズ発見年「1981」と「2011」の描かれた
レッドリボンとエイズウイルス


セルビア(2011)エイズ発見30年
30年を示す文字と「30」のゼロの中心にある
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)とレッドリボン



トーゴ(2011)エイズ発見30年(小型シート)
切手は,ポリオワクチンの開発者ジョナス・ソーク(1914−95)の肖像と注射器,ワクチン,レッドリボン。
シート地にエイズ撲滅のスローガンの文字,座り込み考えこむ人,アフリカの地図から滴り流れ落ちる血液,エイズに罹患した悲しい表情の子供,エイズウイルス等が描かれている。




このサイトの文章、画像などを許可なく保存、転載する事を禁止します。
(C)Kagoshima City Medical Association 2012