=== 新春随筆 ===

初   夢
−夢の新鹿児島市医師会館・私たちならこう作る−



中央区・中洲支部
(堂園メディカルハウス)

     堂園 晴彦・有志
 平成21年10月29日、中央区会の集会がありました。その席上、宇根理事より「鹿児島市医師会の未来は暗くはない」という論点のお話がありました。
 鹿児島市医師会館の建替えをどうするかと言うお話もありました。
 日本一の税を納めている斎藤一人氏の人生相談のテープを聞き、「お金持ちになるにはお金を使わないこと」という言葉に妙に納得しました。
 新医師会館の話はお金が出る話ばかりで、お金が貯まる話はありませんでした。貯まらなくても、赤字にはならない発想が必要だと思います。
 懇親会の席で納先生や大迫先生と「夢の新医師会館構想」について話が盛り上がりました。
 要約すると
@1階にメディカルレストランを作る(テナント形式)。
Aレストランの一角に検診医療相談のスペースがあり、食事の前にメタボ検診を受け同時に医療相談も受け、血液検査が出たらそれに合った食事指導を管理栄養士が(これも委託)して、レストランでそのメニューを食べられる。
  検診業務には開業を辞めた会員の先生が中心になって、老後の楽しみ実益を兼ねた一環とする。
B2階にはトレーニングセンターを作り、会員の先生方の健康維持(増進でない)や交流の場とする。また、メタボの患者さんには有料会員になってもらい、運動療法ができるようにする。
  トレーニング器具はトレーニング会社とタイアップする。
C最新の介護器具展示スペースを作る。車のモデルルームの様に色々な会社の器具や住宅メーカーとタイアップして、テナントとして、貸し出しをする。
D医療福祉専門の図書室を作り、医療司書やリタイアドクターがアドバイスをする。
E医師会員のためのストレス解消クラブを作る。格安で仲間とワイワイ飲ん方ができるようにし、会員の先生方の交流親睦ができるようにする。
  行きつけの天文館のお店のホステスさんに交代で出勤して貰うと、3次会でそのお店に流れ、お互いプラスの様な気がします。
Fカラオケルーム(委託)を作り、従業員や患者さんとのバリアーフリー化を計る。
G医師会員の病医院で働いている看護師さんのために、24時間託児所を作り(勿論これも委託)、従業員が安心して働けるようにする。軽い病児までケアできれば満点。
H立体駐車場を作り会員には格安とし、県医師会館での会やJRで出張の際、利用できるようにする。
I4階以上は老人や障害者用のマンションとし、賃貸で貸す。会員の先生のセカンドハウスや事務所としても使えるようにする。
以上のコンセプトで作ると、毎月家賃収入があり、トントンではないでしょうか。
 一番の目的は、「医療」、「福祉」の情報発信基地となり、鹿児島市民の健康のセンター化を目指すことです。その趣旨から、市から助成金をたんまりもらえば、格安で建物はできるでしょう。
 設計は医療関係の設計士にこだわらず、日本中にアナウンスをしコンペ形式とする。
 建築も相見積もりをしっかりとりPFI(民間資金主導)方式で建てる。
 1階に銀行を入れてもいいでしょう。
 「新医師会館を皆で作ろう」というザックバランな懇親会を各支部会や全体で開催し、飲みながらワイワイしながら、新しいランドマークやモデルとなる医師会館を作りたいと、3人で話し合うことでした。
 夢は持ち続けていると現実になる。




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