=== 年頭のあいさつ ===
年 頭 の ご 挨 拶 |
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鹿児島市医師会の先生方
明けましておめでとうございます。
2009年の年明けさぞ素晴らしいものであったろうと心からお慶び申し上げます。
私ども歯科医師会の会員がかねてより大変お世話になっており改めて感謝いたす次第でございます。
昨年を振り返ってみますと異常気象ばかりが目に付き明らかに何かが動いている感じが致しております。それも私どもが予想も出来ないような方向に向かっているようで。
一方、私どもの医療界に目を向けますと、これまた悲惨という言葉があてはまるようでありますが、医療制度改革の名のもとに、医療費は下げられ、患者負担は上げられ、国民と医療担当者だけが大変な苦労を押し付けられて苦悩している現実をどれだけの政治家の方々がご存知なのでしょうか。
この現実を改善しなければ、本当に私どもは地域住民へ高度な医療を供給出来なくなる危険を大いにはらんでおります。また私ども歯科は「生活の医療」といわれるようにアメリカのリーマンブラザーズの破綻、AIG(米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ)の業績悪化という一連の経済不況もそれに輪をかけてあえいでおります。
明るいニュースでは昨年の鹿児島県知事・鹿児島市長選挙に三師会が推薦した方が当選されましたが、医師会の先生方の大変な努力に導かれ私どもの会員も大いに燃えて目的を達成することが出来ました。医療三師会を中心とした医療従事者の底力を垣間見ることが出来、これからが楽しみの選挙だったと、評価しているところであります。間近にせまった衆議院選挙が正念場で推薦した代議士を当選させ、その方々をこれからいかに活用させていただくかは医師会を中心とする、私ども三師会の課題であることは疑う余地もありません。
これからは三師会がもっと綿密に連携し、協調して根本的な解決にたどりつくまで、地域住民の健康の保持増進に寄与しなければと云う気が致しております。何と申しましても医療需要がなくなることはないのですから。
今年の初夢は患者さんに喜んでもらい、医院経営が安定し家族や周りの人々の笑顔に包まれた初夢をと思っておりましたが未だに見ておりません。あまりにも現実離れしているのでしょうか。
今年も昨年以上に私どもの会員がお世話になるかと思いますがどうか宜しくお願いし、医師会の先生方の益々のご活躍を祈念して新年の挨拶とさせていただきます。

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