あけましておめでとうございます。
今年は子年、同級生は年男に年女。私は早生まれの丑年なので1年得した気分です。さて、皆さんは今年の目標を定めましたか?私の今年の目標は「前向きに!」です。地球温暖化などの環境問題、政治社会状況や今後の医療情勢などに対し、そのあるがままを受け入れ何事も自分なりに「前向きに!」臨んで解決して行きたいと思います。本年もご指導のほどよろしくお願いいたします。
(編集委員 上ノ町 仁)
昨年12月に、鹿児島県国際交流協会の開催する多文化共生ボランティア育成講座「医療における支援の課題」において、僭越ながら上津原鹿児島市立病院院長の代理で話をする機会をいただきました。数十人のボランティアの方々に外国人が医療機関を訪れたときの問題点を医療の側からお話してきました。今回の機会を与えていただき、鹿児島の医療機関、行政の外国人医療に対する対応の遅れを実感するとともに、ボランティアの方々の熱気を感じることができました。ボランティアの方々にお会いして、私も十数年前の留学時に多くの外国人から大変な親切をうけたことを思い出しました。歳をとるとともに、疲れてきていますが、人の為に自分の時間と体力を使っている方々とお会いして刺激をうけました。今年は体力、知力ともに、もう一度鍛え直しましょう。
(編集委員 大西 義孝)
お正月といえば餅です。年末になるとあちこちから餅つきの音が聞こえ、家族全員で小餅や鏡餅を作りました。餅を丸めるとき、表面に皺ができて難しいものでした。今では真空パックされた餅が売られ、いつまでも表面つるつるです。便利、簡単にはなりましたが、日本の文化、伝統が失われていくのを身近に感じます。そろそろ鏡開きです。今年一年が会員の皆様にとって、より良き年でありますように。
(編集委員 下川 優子)
子供たちにトムとジェリーのDVDを見せると、喜んで鑑賞しています。仲がよいときもあれば喧嘩するときもある猫と鼠の短編アニメですが大人でも楽しめます。今年は診療報酬改正と後期高齢者医療制度の開始、特定健診・特定保健指導の導入と、めまぐるしく医療界が変化します。トムとジェリーのようにどたばた劇が始まる予感すらします。健康に留意しながら、大局を見据えて広報業務に邁進したいと思います。
(編集委員 柳 悦朗)
昨年の漢字一文字は、“偽”でした。アカフク、吉兆など、また守屋賄賂問題や、社会保険庁や年金問題など、組織のシステム疲労を暴露する事件が多々でした。よくもまあ、という気もしましたが、逆に今まで当たり前に行われてきたことがいつの間にか時代に合わなくなり表面化してきたということで、今年はいよいよ再生の年が始まるのかな、と心密かに期待し、行動したいと思います。
(編集委員 中野 一司)
横浜のみなとみらいにクリスマスツリーがあった。鹿児島中央駅のクリスマスツリーの方がずっと大きくてきれいだった。鹿児島も捨てたもんじゃない。
2008年、医療崩壊をものともしない魅力ある鹿児島を目指そう。魅力ある鹿児島市医師会を、魅力ある診療所や病院をつくろう。そして一人ひとりが魅力ある医師に、医療人になろう。
(編集委員 南 武嗣)
昨年は流行語大賞に「どげんかせんといかん」が選ばれ切実な気持ちが評価されたようです。昨年を表わす言葉を思い浮かべると、格差社会、地方崩壊、限界集落、医療崩壊などネガティブな言葉だけ出てきます。本当に「どげんかせんといかん」この世です。kleptocracy(盗賊)国家という考えがあるようですが、まさしく我が国の実情です。今年は盗賊国家、国家崩壊が流行語大賞候補になるかも知れません。
(副編集委員長 有村 敏明)
今年への期待と願い。昨年までのここ数年の医療界に対する冷風が、新春の訪れとともに温かい春風に変わること、世界一の皆保険がより進歩した形で運営されつづけること。ちょっとでいいからまとまった休暇がとれますように。ゴルフ、テニスに対する私の情熱が再燃しますように。市医報が滞りなく発行できますように。皆に幸あれ!
(編集委員長 宇根 文穗)

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