=== 設立60周年記念特集 ===

新制鹿児島市医師会設立60周年記念祝賀会

日 時:平成19年10月10日 午後7時

会 場:城山観光ホテル ロイヤルガーデン

     
           次   第


      司会(庶務担当理事 池田 耕治)

1 開会のことば
2 会長挨拶
3 祝  辞
    鹿児島県知事    伊藤祐一郎 様
    鹿児島市長      森  博幸 様
    鹿児島県医師会長 米盛  學 様
4 来賓紹介
5 祝賀合唱
 鹿児島市医師会混声合唱団「サザン・エコー」
6 乾  杯
7 祝電披露
8 万歳三唱
9 閉会のことば



 祝賀会は、池田理事の進行のもと、福元副会長の開会のことばにより開会した。市来会長の挨拶の後、鹿児島県知事、鹿児島市長、鹿児島県医師会長からそれぞれ祝辞を頂戴した。来賓紹介に続いて、鹿児島市医師会混声合唱団「サザン・エコー」による祝賀合唱が披露された。
 野口雨情作詞・本居長世作曲『七つの子』に始まり、『ちいさい秋みつけた』、『赤とんぼ』、『オレンジはかおり』、『グローリア』、最後は武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲・平井康三郎編曲による『花』で締めくくられ、会場を一層晴れやかに包み込んだ大変美しいハーモニーに、盛大な拍手が湧き起こった。その余韻が残るなか、太原春雄顧問の乾杯のご発声により華々しく開宴となった。
 終始和やかな雰囲気のなかで各テーブルともに話しの尽きない様子であったが、午後9時30分、海江田健顧問のご発声により万歳三唱となり盛会裡に終宴、尾辻副会長の閉会のことばにより恙無く閉会した。
(事務局)


会 長 挨 拶 全 文



































 本日、ここに新制鹿児島市医師会設立60周年記念祝賀会を開催しましたところ、鹿児島県知事、鹿児島市長、鹿児島県医師会長様をはじめ多くのご来賓の方々にたいへんお忙しい中をご臨席賜り光栄に存じております。
 また、会員の先生方にも多数ご出席いただき、心から感謝申し上げます。
 鹿児島市医師会は昭和22年11月1日発足です。以来、60周年を迎えたわけでございますが、他の九州首市医師会では今年、福岡市・長崎市・熊本市医師会が創立100周年ということでそれぞれ記念行事を開催されております。
 我々は戦後の新制医師会ということで60年というカウントをしております。
 ちなみに刀圭会から数えますと107年になるはずで、数え方によっては本医師会も100周年ということでよかったのかもしれないと考えますが、これまでの流れに沿いまして、今年を60周年とさせていただきます。
 昭和20年の敗戦後、GHQの指令により旧医師会が解散させられ、民主化新制度による新制医師会が設立されたその時が昭和22年ということでございます。
 ちょうどその頃、焼け野原となってしまった鹿児島市内の会員数は189人でありました。その後、年々会員数が増え、旧谷山市を中心とする鹿児島郡医師会と合併しました昭和43年には450人となり、現在では、おかげさまで会員数1,301人、医療機関数562施設、職員数611人を数えるまでに成長しました。
 この間、鹿児島市医師会は臨床検査センター・看護専門学校・医師会病院などの共同利用施設を運営し、歴代役員を中心に時代のニーズに応じ、医療・保健・福祉の総合的な地域医療を展開してまいりました。
 20世紀から21世紀へと力強いリーダーシップと実行力で会員を導いていただき、日本でも有数の医師会に育て上げていただきました歴代役員の先生方には心から感謝申し上げる次第でございます。
 ここで、歴代の会長先生のお名前を披露させていただきたいと思います。
 初代、平安山長義(へんざん ながよし)先生、下のお名前を、正しくは(ちょうぎ)とお読みするかもしれません。ご存知の先生がいらっしゃいましたら後ほど、教えてください。第2代、広瀬平次(ひろせ へいじ)先生、第3代、島本保(しまもと たもつ)先生、第4代、松村吉之(まつむら よしゆき)先生、第5代、尾辻達意(おつじ たつい)先生、尾辻先生は、先日少し心臓を患って鹿児島市医師会病院に入院されました。お見舞いに行って参りましたが、頭もかなりクリアであられ、いろいろなお話をさせていただきました。そして、本日先ほど、出かける前に「退院したよ」とお電話をいただきまして嬉しく思った次第です。そのことをここで紹介することについて、ご本人にも了解が得られましたのでここでご紹介させていただきました。第6代、横小路喜代嗣(よここうじ きよつぐ)先生、第7代、久留克己(ひさどめ かつみ)先生、第8代、太原春雄(たはら はるお)先生、太原先生は本当にお元気で、まるで現役のように今日もご出席でございます。第9代、松岡克己(まつおか かつみ)先生、第10代、海江田健(かいえだ たける)先生、もちろん海江田先生もお元気でご出席でございます。第11代、林茂文(はやし しげふみ)先生、林先生は私の前任者でございますが、ご病気のため療養中でございます。そして12代目が私、市来健生ということになります。
 さて、話を戻しますが、今日、構造改革の嵐のなかで、医療を取り巻く情勢はますます厳しさを増す一方で、少子高齢化等いろいろ大変ではございますが、今日の国会を見ておりましても、医師不足を中心に、良い方へ動くかなという空気は確かにございますので、この先、期待したいと思います。
 これ以上、私がここで長々と話すことはございません。
 新制鹿児島市医師会設立60周年を皆様とともに喜び、これから先のことを展望しながら一献酌み交わしたいと思いますので、最後までお付き合いくださいますようお願い申し上げます。



ご 来 賓 名 簿


【鹿児島県】
鹿児島県知事 伊藤祐一郎
鹿児島県保健福祉部長 吉田 紀子
【鹿児島市】
鹿児島市長 森  博幸
鹿児島市健康福祉局長 邦村 昇蔵
【県議会議員】
環境生活厚生委員会委員長 大園 清信
【鹿児島大学】
鹿児島大学長 吉田 浩己
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院長 松 英夫
【医療福祉関連団体】
鹿児島市歯科医師会会長 森原 久樹
鹿児島市薬剤師会会長 池田勝一郎
鹿児島県看護協会会長 今井 洋子
鹿児島県栄養士会会長 立川 倶子
【鹿児島県医師会】
鹿児島県医師会会長 米盛  學
鹿児島県医師会副会長 池田 琢哉
鹿児島県医師会副会長 園田 勝男
鹿児島県医師会常任理事 瀬戸山史郎
鹿児島県医師会常任理事 島 信一
鹿児島県医師会常任理事 野村 秀洋
鹿児島県医師会常任理事 三宅  智
鹿児島県医師会理事 新村  健
鹿児島県医師会理事 橋口 兼久
鹿児島県医師会理事 波多江正紀
(敬称略)
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