編集後記

あけましておめでとうございます。

 私は個人的には正月が大好きです。なぜなら正月を迎えることで、昨年の諸問題を全てリセット(忘却)し、また新たな気持ちになれるからです。新たな気持ちで今年願うことは、全てが無事であること、穏やかであること、健やかであることです。編集委員としてはまだまだ未熟ですが精一杯がんばりますので、本年もご指導の程よろしくお願いいたします。
(編集委員 上ノ町 仁

 お正月というと御馳走をして、親戚一同が集まり、おめでたいものです。さて,1月1日は誰が1月1日と決めたのでしょうか。調べてみました。ほとんど世界的に使われている歴ですが、太陽暦、グレゴリオ暦と呼ばれる歴だそうです。1年は365.2425日と計算されているようです。西洋諸国では教皇グレゴリウス13世の命により歴の研究が行われ1582年からとりいれられたようです。日本では1873年(明治6年)に導入され明治5年12月2日の翌日を1月1日と定めたそうです。ですから今の日本の1月1日はまだ百数十年の歴史しかないわけです。お正月を楽しく過ごし、また、この1年の365.2425日も楽しく過ごせるようにと新しい気持ちで願っています。
(編集委員 大西 義孝

 お正月といえば昔は日本髪に振袖の女性を街角のあちこちで見かけた。最近では成人式か、結婚式くらいである。自分で着られない人が多いし、後始末が大変と敬遠してしまうのである。私も子育ての間はほとんど着物を着ることはなかった。
 最近着物一枚一枚に母の思いが込められているとわかり、機会があれば着るようにしている。着物は日本人の体型に合っているし、着物は日本の文化だと思う。
(編集委員 下川 優子

 開業して8年目になる。リースも終わり経営も軌道に乗り始めているところで、維持期としてモチベーションをいかに保っていけるかが課題となる。幸か不幸か2年に1回の診療報酬改定があり、医業収益が大きく変わる。昨年の改訂の影響は深刻で病院運営、職員の指導教育や関係書類の整理などやることはいっぱいあり、モチベーションをいやでも上げないと、危機感をもたないと、潰れていきそうだ。
 今年も猪突猛進頑張るしかない。診療の効率化・合理化、プライベート面での健康・体力増進とダイエット。医療の質を落とさずに、現在のレベルを維持するために、医師は健康であり、体力を蓄えなければならない。これからも市医師会館に行く時は歩いていくように心がけたい。
(編集委員 柳  悦朗

 開業して8年目を迎えますが、7周年目の昨年は、医療法人ナカノ会にとりましては、大きな節目の歳でした。一昨年まで、妻(医師)に助けてもらいつつもほぼ一人でこなしていた診療を、2人の常勤医に勤務していただき、主治医を立てずに3人グループ診療体制にチャレンジ開始しました。また、在宅療養支援診療所が創設され、本格的に在宅医療が認知されました。スタッフも20名近く、ほぼ倍増しました。昨年11月には、在宅ケアネット鹿児島というメーリングリストを立ち上げ、在宅医療、介護、福祉、行政、教育の連携に活用できないかをチャレンジ開始したところです。7周年記念誌“飛躍”も発刊できました。今年は、更なる“飛躍”に向けて、鹿児島市地域連携に頑張るつもりですので、今年も宜しくお願い申し上げます。
(編集委員 中野 一司

 「美しい日本」から「たくましい日本」をめざして。線の細めのスローガンから、足腰のしっかりしたスローガンも良いのではと思います。自院の診療の足腰を固め、会員と市医師会をつなぐ医報活動を強め、ひいては医療や、小児科ですので特に「子どもの目線からみた」支援や医療をたくましくと考えます。自分の体力が一番。まずは腕立て伏せから始めようか。三日坊主に終わらないように。
(編集委員 南  武嗣

 昨年4月は日本医師会の執行部がリニューアルし、9月には安倍政権が誕生しました。国は改革路線を継承し、イノベーションを高めるとの事ですが、教育、医療にどんな政策を提示するか見ものです。又、日本医師会の新執行部は我々医師会と国民との距離を少しでも狭くするべく努力し、また郡市医師会との関係を密なものにして共助していく姿勢を示しています。大いに期待したいと思います。今年は医療不信、教育荒廃を一蹴しましょう。
(副編集委員長 有村 敏明

 平成19年、西暦2007年の鹿児島市医報が、新会長のご挨拶と鈴懸け馬踊りの明るく華やかな誌上ギャラリーで始まりました。会員、各界御歴々の年頭のご挨拶と新春随筆から読み解く今年は、逆風強く波高けれども空は晴れ。波間に見える山の頂を目指し、船体を極限まで傾斜させ、セールを絞り、方向転換を繰り返しながら風上へきり上がって行く勇敢なヨットが見えるようです。
 鹿市医郷壇も再開します。鹿児島市医師会創立60周年の今年も医報をよろしくお願いいたします。
(編集委員長 宇根 文穗



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