鹿児島市医師会 初期臨床研修プログラム

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感想!(3)

鹿児島大学病院 2年目研修医が「鹿児島大学桜島プログラム」として、

当院で平成30年9月~平成31年3月まで研修(脳神経内科、循環器内科、麻酔科、消化器内科)を行いました。

今回は、研修を終えた研修医から感想をいただいたので掲載します。

【研修を終えての感想】

9月から7か月間、脳神経内科、循環器内科、麻酔科、消化器内科で研修させていただきました。私は鹿児島大学病院の初期研修プログラムに所属しており、たすき掛けの協力型病院として鹿児島市医師会病院を選ばせていただきました。大学病院とは病院の性質が違う市中病院での研修を経験してみたかったことと、前年に医師会病院をたすき掛けで研修した大学病院の先輩や同期の研修医に勧められたことが理由でした。

医師会病院は規模としては決して大きくはないのかもしれませんが、初期研修を行うには十分であり、研修した各診療科の全ての先生からご指導を賜りました。研修医の受け入れ人数の上限も指導に支障をきたさないように配慮されており、症例の数、幅広さともに十分でした。医局はアットホームな雰囲気で、研修医同士はもちろん先生方との距離も近かったです。様々な手技にも挑戦させてもらいましたが、その時研修している診療科でない診療科の先生からも、あまり経験できない手技の予定がある際には声をかけていただくこともしばしばありました。

私はたすき掛けの研修医でありあっという間に7か月が過ぎてしまいましたが、とても厚く待遇していただきました。もちろん基幹型、協力型のどちらの研修医にも分け隔てなく指導していただけるので、研修先を迷っている医学生だけでなく、働き始めた研修医にも初期研修の選択肢の1つとして検討する価値があると思います。

最後になりましたが、研修した診療科を含む全ての先生方をはじめ、事務や病棟、外来のスタッフの皆様、多々ご迷惑をおかけしたとは存じますが、丁寧なご指導をいただきましたことに改めて感謝申し上げます。4月からは専攻医となりますが、医師会病院で学んだことを活かせるよう頑張りたいと思います。

 

初期臨床研修医2年目 足達 良