戯言スピーカー

鹿児島市医師会病院研修医の小徳です!
小徳は縁もゆかりもない鹿児島で、しかも研修医が毎年1人入るか入らないかの鹿児島でもちょっとマイナー系の鹿児島市医師会病院で研修をしています

 

 
でも

 

 
2年間めっちゃ楽しかったし、いろんな経験できて、自由奔放に研修ができて、個人的に最高だったと思ってます!

 

 
想像してた100倍最高な研修だった!

 

 

 

 

 

てのを、伝え続けて

 
なんと、来年2人の研修医がマッチングしてくださいました!

 

いえーい!!

 

 

 

 

 

しかし!!

 

 

 
小徳にとって最高な研修だったけど

 

 

 

 

これがどの研修医がきても

 

 

 

医師会病院で研修できて最高だったぜ!!
って言ってくれるのか!

 

 

 

 

 

やっぱり科学は再現性が大事ですからね!
某スタ○プ細胞みたいになってしまいますからね!
どんな研修医がきても

 

 

 

最高だったぜ!!
って言ってもらえるようにしたい!!

 

 

 

 

 

正直鹿児島にはたくさんの市中病院があって、いろんな病院があの手この手の魅力的な勧誘で研修医を募集してます

 
じゃあどんな目玉企画で医師会病院は生き残っていくのか
キーワードは「世界」と「総合診療」だと思うんですよ

 

 

 

 

 

国際化の波は進んでおります

 

 

 
年々鹿児島にも中国や東南アジア、世界中からの観光客が増えてきております

 

 
世界で闘える医者を育てるのは次の日本医師会の使命だとは思いませんかね?

 

 

 

 
そして次に、最近新専門医制度などで色々話題の総合診療医

 

 

 

 

 

 

近年高齢化が進む中で、沢山の疾患とバックグラウンドを抱えたお年寄りを支え、総合的に患者を診ることができる総合診療医が求められています

 

 
さあ、そんな2つのキーワードを解決してくれる

2つの病院の取り組みを紹介しましょう!!

 

 

 

 

 

1つ目は
来年僕が働く長崎の上五島病院の
「チーム・ながさき」プロジェクト

 

https://www.nhags.jp/menu01/
去年僕がカンボジアに行ったジャパンハートと長崎の離島僻地の病院のコラボレーションです!

 

 

 

主に看護師さんや助産師さんが参加してるプログラムなんですけど

 

 

 

今の日本は国際協力をして日本に帰ってきても働ける病院が少ないのが現状

 

 

 

そして国際協力するのにもお金がかかる

 

 

 

 

それを、少し本土よりお給料の高い離島で働いて積み立てて国際協力で使うことができる

 
長期の国際協力もできるし、いつでもまたその病院で働けるという画期的なシステム

 

 
2つ目は
島根県益田市医師会病院の

 

「親父の背中プログラム」

「親父の背中」プログラム


鹿児島と同じで人口流出県の島根県が若手の医者を地域で育てようとするプログラムで

 

 

 

 

開業医のベテラン達にマンツーマンで教えてもらいながら総合診療医になるための技術を学べるプログラム

 

 

 

 

 

開業医の総合力と専門分野の匠とも言える技術力を若いうちから学べるのは本当にすごい企画

 

 

 

 

 

まさしく親父の背中を見て若者が育つプログラム

 

 

 

 

 

 

 

こんな2つのプログラムを真似て

 
鹿児島市医師会病院も

一年目の最後の1週間、二年目に1ヶ月間とかジャパンハートに参加できるようにして

 

 

 

 

 

鹿児島の色んな開業医の先生のもとで手技を学ばせてもらえる

 

 

 

 

将来開業したいとか、国際協力をしたいっていう若手の医師が集まる

 

 

 

 

 

 

そんな研修を医師会病院がやったらいいのになー

 

 

 
海外での医療も離島医療も百聞は一見にしかず

 

 
若い人にもっともっと見てもらいたい!

 
自分の今いる場所が世界の中心じゃないんだよーって知ってもらいたい!

 

 
長くなりました!研修医の戯言でした!