【当内視鏡検査室の特徴】
当院の消化管内視鏡に関しましては、早期消化管癌に対する内視鏡切除術、消化管狭窄に対する拡張術・ステント挿入術、などを施行しております。ESDに関しましては、術者の技術向上およびデバイスの改善などにより、治療時間の短縮、および安定した治療成績が得られるようになっています。画像強調観察の一つである狭帯域光観察 (NBI : narrow band imaging)を用いた正確な病変範囲診断が可能となり治療成績の向上に寄与しています。また最近、内視鏡機器が、最新の内視鏡ビデオスコープシステムEVIS LUCERA ELITE(オリンパスメディカルシステムズ社製)へ更新されました。
胆膵内視鏡に関しましては、総胆管結石排石術、悪性胆管狭窄に対するステント挿入術、膵管狭窄に対するステント挿入術、などを施行しております。また、胆道癌においては、管腔内超音波検査による病変進展評価を行い、外科に術前情報を提供しています。胆膵内視鏡は、偶発症および、その重症化が危惧されます。当科は開院以来の経験の蓄積により、安全・確実な治療に努めております。
今後も消化器内視鏡診療を中心として、先生方のお役に立てるように努力していきたいと考えております。また現在の窮状を御賢察いただき、御支援をよろしくお願い申し上げます。
【検査内容及び検査日】
検査内容 | 検査日 |
---|---|
胃内視鏡検査 | 月・火・水・木・金 (午前) |
大腸内視鏡検査 | 月・水・金 (午後) |
逆行性膵胆管造影(ERCP) | 火・木 (午後) |
超音波内視鏡検査 | 火・木 (午前) |
【スタッフ】
医師 | 日本消化器内視鏡学会認定指導医 | |
日本消化器内視鏡学会認定専門医 | ||
検査技師 | 日本消化器内視鏡学会認定 専属内視鏡技師 | |
看護師 | 日本消化器内視鏡学会認定 内視鏡技師免許保持者 |
【内視鏡器具】
上部消化管内視鏡
逆行性膵胆管造影用内視鏡
大腸内視鏡
超音波内視鏡
【付属設備】
休憩用リクライニング椅子
ストレッチャー
内視鏡受付 | 内視鏡問診室1 | |
内視鏡問診室2 | 上部消化管検査室 | |
大腸内視鏡前処置専用室 | 大腸内視鏡前処置専用トイレ |