=== 新春随筆 ===

         われにきびしく・ひとにやさしく・
         うそつかず・みんなが調和し幸せに。





公益社団法人生命科学振興会 九州支部長
鹿児島市医師会中洲支部会員  納  利一

 調和が明日をひらくキーワード。
 人間・社会・自然の調和のために。
 人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。
 地球的調和時代の実現・永続のために。

 以下は甲南保健クラブのホームページ「甲突川健康新聞」と,その掲示板「甲突川健康掲示板」からの転載である。調和の明日を期待しつつ掲示板での意見交換を続けていく予定である。一人でも多くの皆様方からのご意見をいただきたい。

三方限三つの訓えプラス調和の願い。
 負けるな・うそを言うな・弱いものをいじめるな。
 これが薩摩郷中教育の三方限三つの訓えである。江戸時代にはなかった自然との調和の問題を解決しないことには人類に未来がないことがはっきりしてきた。そこで,上記の三つの訓えに調和の願いをプラスしてみた。
 われにきびしく・ひとにやさしく・うそつかず・みんなが調和し幸せに。みんなの範囲をよりひろく。世界平和・地球調和。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために1)〜4)。
 「郷中教育。甲突川」で検索すると,「husanの郷中教育。」などがヒットする。「人間・社会・自然の調和。」で,「生命科学振興会のホームページ。」,「日本社会の病気の原因と治療。」などがヒットした。「みんなの範囲をよりひろく。」で「みんなの範囲をよりひろく。」などがヒットする。「人間・社会・自然の健康・調和・永続。」で,「学校保健の健康から人類の健康と永続を。」などがヒットした。「地球調和。」で,「地球的調和時代は世界的江戸時代から。」,「もりづくり甲突川。」などがヒットする。

本能・理性・調和・教育。
 争い・いじめ・戦争などのない社会をつくるには,どう考え,どうしていけばよいであろうか。
 争い・いじめ・戦争などは本能。調和は理性。理性は教育から。世界中の子どもたちによい教育を。教育はこどもたちの,われづくりのお手伝い。われにきびしく・ひとにやさしく・うそつかず・みんなが調和し幸せに。みんなの範囲をよりひろく。世界平和・地球調和。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。
 われづくり・ひとづくり・チームボサツづくり・むらまちづくり・国づくり・世界づくり・地球調和づくり。
 「三方限調和の訓え。」をキーワードに検索すると,「三方限三つの訓えプラス調和の願い。」,「鹿児島市医報:人類永続・生物永続の地球調和づくり。」,「世界中の子どもたちに言葉と哲学の教育を。」,「本能・理性・調和・教育。」などがヒットする。

健康・安全・安心。
 診療所の目標がお客・職員・世間の健康・安全・安心であるとするならば,安心が難しい。
 安心は心が決める。
 医療の進歩だけでは安心の実現はない。
 「健康・安全・安心。甲突川」をキーワードに検索すると,「職場の健康から,お客・職員・世間の健康・安全・安心を。」,「学校保健の健康から人類の健康と永続を。」,「世界中の子どもたちに言葉と哲学の教育を。」などがヒットする。
 みんなに安心してもらいたい。みんなの範囲をよりひろく。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。
 「健康・調和・永続。」で,「日本社会の病気の原因と治療。」,「もりづくり甲突川。」などがヒットした。

ひとは死んだら,どこへいくのか。
 「わからない。」と答えて平気な方もいる。「わからないから不安だ。」と言われる方もいる。
 万人共通の答えはないであろうが,自分だけでも安心させることのできる答えを深してもらいたい。不安のために眠れなくなって,入眠剤や抗不安剤などの口から飲む「飲みぐすり」を求めて来院される患者さんたちに,先ず耳から聴く「聴きぐすり」,目で読む「読みぐすり」を勧めている。院内の掲示ポスターや本や雑誌,ホームページの甲突川健康新聞やこの甲突川健康掲示板なども「読みぐすり」のつもりで,掲示板でのディスカッションなども,お勧めしている。「なぜ生きる・どう生きる・どう死ぬ・その後どうなる・その後をどうする。」と,問いかけて,ご自分なりに納得できる答えを探してもらうことにしている。

病気は人を哲学者にする。
 「病気は人を哲学者にする。甲突川」をキーワードに検索すると,「漢方に添える言葉は哲学療法。」,「病気は人を哲学者にする。」,「哲学内科の哲学コーナー。」などがヒットする。

人生コーナー。
 生命とは何か。人生とは何か。どう考え・どう生き・どう死に・その後をどうすればよいか。
 クリニックの通路の壁に貼ってある自殺予防のポスターに並べて次のような掲示をして,「人生コーナー」と名付けた。
 ちょっと待て,死んだつもりで生きてみろ。
 人はみな,一生生かされ,永遠に生きる。天年無限。

 「人生コーナー。甲突川」をキーワードに検索すると,「哲学内科の哲学コーナー。」などがヒットする。「どう考え・どう生き・どう死に・その後をどうする。甲突川」で,「死をどう生きたか。日野原重明ラストメッセージ。」,「老後・最期・その後研究会。(略称:三ご会。)」,「清流の生死問答。」などがヒットした。「天年無限。」で,「我は天年,宇宙は無限。」などがヒットする。

死んだつもりで生きてみよう。
 生かされている,いのちを,生かされている間,死んだつもりで生きてみよう。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。
 父は数えの77歳で過去の人となった。私は,あと2日で満78歳になる。生かされている,これからを,死んだつもりで生きると良いのではなかろうか。
 自分も過去の人たちの一人になったつもりで,敗戦日本の将来を心配しながら死んで逝った父や父の友人たちと共に現在と未来を考えたら,良い知恵が浮かぶのではなかろうか。古典に学びつつ。古典は人類の未来づくりの智慧の宝庫である。
 「死んだつもりで生きてみよう。甲突川」をキーワードに検索すると,「死んだつもりで生きてみろ。」,「老人とは何か。」,「甲突川最期のメッセージ。」などがヒットする。

恩送り・多世代交流。
 満78歳の老人になるまで生かされてきた。なぜ老人になれたのか。老人の仕事は何か。老人の生きがいは何か。老後をどう考え,どう生き,どう死に,その後をどうすればよいか。
 老人の仕事は恩送り。先人の御恩を受けて,われづくり。御恩返しは明日への,ひとづくり。われづくり・ひとづくりの恩送り。
 老人の生きがいは多世代交流。多世代交流で恩送り。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。
 過去人のおかけで老人になれた自分も過去人になったつもりで,現在人と未来人のために「死んだつもりで生きる」とよいのではなかろうか。
 「死んだつもりでいきてみる。甲突川」で検索すると,「死んだつもりで生きてみよう。」などがヒットする。

すべての健康は教育の健康から。
 敗戦日本の戦後70年の教育。これから100年の教育。日本・世界・地球の健康のために。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。地球的調和時代の実現・永続のために。
 世界中の子どもたちに言葉と哲学の教育を。
 三方限の郷中教育の伝統を今に活かして,甲南校区の教育の健康づくりを。甲南校区の教育の健康から甲突川流域の教育の健康を。甲突川流域の教育の健康から鹿児島市の教育の健康を。鹿児島市の教育の健康から鹿児島県の教育の健康を。鹿児島県の教育の健康から日本の教育の健康を。日本の教育の健康から世界の教育の健康を。
 「教育の健康。甲突川」をキーワードに検索すると,「清流の教育問答。」,「ひとづくり甲突川。」,「未来の健康は教育の健康から。」,「学校保健の健康から人類の健康と永続を。」などがヒットする。

永続生活組織人類ネット先端会。
 人類社会を健康に永続させるには,どう考え,どうしていけばよいであろうか。 
 人類社会をネットだとすると,ネットの先端が永遠に伸びていってほしい。人類ネットが時間的にも,空間的にも健康に広がり続けてほしい。どう考え,どうしていけばよいであろうか。
 先祖から生命を受け継ぎ今に生かされている祖父母4人・両親2人,この6人がその責任を自覚して子どもたちを守り育てていくことを,やりやすくする組織を創ればよいのではなかろうか。
 永続生活組織人類ネット先端会とでも呼べるものを創り育成していけば人類社会が進化して,健康に永続していく可能性が出てくるのではなかろうか。
 「永続生活組織。」をキーワードに検索すると,「日本社会の病気の原因と治療。」,「組織永続研究会。」,「いえづくり甲突川。」などがヒットする。

世界なくして国々なし。
 過去・現在の延長線上には人類の未来がないのではないか。どう考え,どうしていけばよいか。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。
 「日本なくして諸藩なし。」と明治維新を先導された薩摩の先人,斉彬・西郷・大久保らが明治150年の日本と世界に生き返ってこられたとしたら,何と言われ,どう行動されるであろうか。「世界なくして国々なし。」と,世界平和づくり・地球調和づくりに尽力されるのではなかろうか。
 国々なくして日本なし。世界なくして国々なし。人類なくして世界なし。生物なくして人類なし。
 両親なくして我はなし。先祖なくして両親なし。人類なくして先祖なし。生物なくして人類なし。地球なくして生物なし。太陽なくして地球なし。宇宙なくして太陽なし。宇宙なくして何もなし。宇宙ありて,すべてあり。宇宙ありて,我あり。我ありて,宇宙あり。我は天年,宇宙無限の中になり。
 「我は天年。」をキーワードに検索すると,「我は天年,宇宙は無限。」などがヒットする。「世界なくして国々なし。」で,「日本なくして薩摩なし,世界なくして日本なし。」などがヒットした。「地球人の責任。」で「僕の責任・君の責任・みんなの責任・地球人の責任。」などがヒットする。

よい日本づくり・よい世界づくり。
 衆議院選挙が始まった。国会議員の仕事は,よい日本づくり・よい世界づくり。国会でよく研究し,議論して,行政を動かし,国民を指導してほしい。
 相手を,駄目だとこき下ろし,自分を偉く見せようとするならば,相手は,おもしろくなく,自分は惨めになるものだ。共通の高い目標に向かって,協力してもらいたいものである。
 精力善用・自他共栄・止揚和諧。
 この地球を生物をはぐくむ星として永続させたい。これが全人類共通の目標ではなかろうか。
 みんなの地球を,みんなのために,よりよい星に。みんなの範囲をよりひろく。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。

平成の次の元号は何か。調和ではなかろうか。
 明治・大正・昭和・平成。次の年号は何か。調和ではなかろうか。
 平和憲法の次は調和憲法ではなかろうか。地球的調和時代の実現・永続を。人間・社会・自然の健康・調和・永続のために。
 「地球調和。」をキーワードに検索すると,「地球的調和時代は世界的江戸時代から。」,「もりづくり甲突川。」などがヒットする。「止揚和諧。」で,「鹿児島市医報:みんなの地球を,みんなのために,よりよい星に。」などがヒットした。

明治憲法・平和憲法・調和憲法。
 明治憲法・平和憲法のつぎは調和憲法。
 「明治・平和・調和。」をキーワードに検索すると,「調和が明日をひらくキーワード。」,「世界平和・地球調和。」などがヒットする。「明治憲法・平和憲法・調和憲法。」で,「地球調和憲法。」などがヒットした5)。

参考文献
1)西郷隆盛 十の「訓え」 著者西郷隆文2017年9月30日三笠書房発行。
2)語り継ぐかごしまの教え集 少年少女へのメッセージ 平成19年3月鹿児島県発行。
3)人類哲学序説 著者梅原猛 岩波新書1422 2013年4月19日岩波書店発行。
4)君たちはどう生きるか 著者吉野源三郎2017年8月24日マガジンハウス発行。
5)元号 全247総覧 編著者山本博文 編集人河野浩一 発行人佐藤幸一 発行所株式会社悟空出版 2017年9月23日初版第一刷発行。




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