=== 新春随筆 ===

       みなさん,おいしく食べていますか?





鹿児島市食生活改善推進員連絡協議会 会長  三反田千代子

 謹んで初春のお慶びを申し上げます。
 みなさん,お正月料理をおいしく召し上がりましたか?ついつい食べ過ぎてしまう季節ですね。私は,おいしく食べられるってことは,「元気!」ということだと思います。ですが,おいしすぎて食べすぎると体に影響が出てきそうなので,腹八分を心がけてほどほどに食べるようにしています。食べ過ぎたお正月の後は,またバランスを考えて食べましょう。
 さて,私たち鹿児島市食生活改善推進員連絡協議会は,貴会主催の「市民健康まつり」に平成5年の第10回から協力団体として参加させていただき,市民の皆様へ食を通した健康づくりを推進しています。

   
第34回市民健康まつりでの展示ブース
(平成29年11月19日 鹿児島アリーナにて)
食改さんのお手軽健康レシピ(第1弾,第2弾)

 今年度は,協議会の活動テーマを「減塩でバランスよく」とし,各種イベントで展示等を行っています。「第34回市民健康まつり」では,減塩に関するクイズや,日本人の摂取量が少ないと言われている野菜料理や,若い世代の欠食が懸念される朝食メニューの展示,主食・主菜・副菜を考慮した災害時に備えた食糧備蓄の紹介を行いました。当日の朝に調理した料理を展示すると,見てくださる方に分かりやすいようで「もっと食べないと」とか「このくらいは食べているよ」とか会話も弾み,私たちも元気がでます。中には食事に気を付けているという体験談を話して行かれる方もいらっしゃり,勉強になります。
 私たちの活動は,お隣さんお向かいさんへの声掛けや,イベントでの展示,地域のメンズキッチンや健康づくり教室でのバランスのよい献立の実習などです。活動目標に「野菜をもう一皿増やそう」「めざそう,まずは食塩マイナス1g」を掲げていますので,野菜たっぷり,塩分控えめの料理がウリです(笑)。この野菜一皿の目安は70gです。それは,国が目標としている1日にとりたい野菜の量350gに,あと約70g不足しているという調査結果により設定しています。また,食塩の目標値は男性8g未満,女性7g未満なのに対し,国民は約2g多く摂取しているとの結果から,まずは今より1gの減塩を目指そうと声掛けをしています。
 地域の料理教室では最初は薄味に慣れず食べられない方もいらっしゃいますが,回を重ねると「今日もおいしかった!」とおっしゃって帰って行かれます。何度か料理教室で一緒に作っている間に薄味にも慣れ,ご家庭でも作っておいしく召し上がっていらっしゃるようです。また,薄味に慣れると味の変化に敏感になるのか,「今日,家で作った味噌汁はいつもより塩からいような気がするから,塩分濃度を測ってくれんね」と味噌汁をびんに入れて持って来られる方もいらっしゃいますし,男性でも「我が家でもこの前習ったレシピを作ったど〜」と料理に目覚められる方もいらっしゃり嬉しい限りです。
 私たちがこれまで地域で作った献立は「食改さんのお手軽健康レシピ」として現在第3弾を作成中です。今日は,レシピ集の中から2品をご紹介します。1人分の野菜は1皿70g以上,食塩相当量は1g未満です。
 とっても簡単に作れますので,ぜひお試しください。

ほうれん草の白和え 小松菜となめ茸のおろし和え
(食塩相当量0.7g(1人分)) (食塩相当量0.3g(1人分))
【2人分】
 ほうれん草   120g
 にんじん     20g
 木綿豆腐    100g
  いりごま   小さじ2
  砂糖     小さじ1・1/3 
  淡口しょうゆ 小さじ1・1/3
【作り方】
 @ほうれん草は茹でて水にとり,水気を絞って
  食べやすい長さに切る。
  にんじんはせん切りにしてさっと茹でる。
 A木綿豆腐は茹でてざるにあげ,キッチン
  ペーパーに包み水気をよく切る。
 Bごまをすり,砂糖,淡口しょうゆを合わせる。
  水気をきった木綿豆腐(A)を加えすり潰す。
 C@のほうれん草とにんじんをBで和える。
 ※木綿豆腐の水気はしっかりと切ること
  和える野菜はお好みで!
【2人分】
 小松菜      100g
 だいこん      60g
 なめ茸(びんづめ)大さじ1



【作り方】
 @小松菜はさっと茹で水にとり,水気をきって
  3p位の長さに切る。
  だいこんは皮をむいてすりおろし,ざるに
  おいて水気を切る。
 A@の小松菜,だいこんおろしと,なめ茸を
  和える。


 ※あと一品欲しいときの簡単料理にどうぞ
  ちりめんや海苔を加えても美味しいです
  和える野菜はお好みで!




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